横持ちとは、考え方として「AからC」への最短距離ではなく「AからB、BからC」といった作業工程のこと。
トラック運送の場合、荷主から配送先までが最短となるが、一旦、営業所や倉庫・配送センターに寄り、小分けして小型トラックが配送する。
引越し業者の場合、例えば、トラックが進入できない細い道しかない場合、住居からトラックまで人力で荷物を運ぶ作業を横持ちと言う。余分な作業工程となるため、コスト増や、利益の減収になりかねないため、できるだけ横持ちをおこなわない方が良いとされている。これに対し、主にビル・マンション等の多層階の構造物内での輸配送業務を「縦持ち」という。